テーマは、「ものを動かすITのお仕事」。
1日目は、小型ロボット「mBot」を一から組み立て、プログラムをつくって実際に走らせました。
思った方向に進まない。
タイヤが動かない。
そんな時も、すぐに答えを教えるのではなく、
まずやってみる。
動かなければ、一緒に原因を考える。
ITエンジニアの仕事では、この「試して、考えて、また試す」ことを何度も繰り返します。
2日目はさらに一歩進み、Pythonによるプログラミングや、Raspberry Piと電子回路を使ったLEDの点灯にも挑戦しました。
プログラムを書き、配線し、動かしてみる。
そして、自分でつないだLEDが光った瞬間の「おお!」という声。
技術を説明するだけではなく、自分の手で動かして初めてわかる面白さを、一緒に体験する2日間になりました。
2か月前から始まった準備
今回のお話をいただいたのは、約2か月前でした。
それから、
「どんな進め方なら、参加者同士や講師と自然に会話できるだろう」
「難しい技術を説明するのではなく、一緒に手を動かしながら面白さを発見できないだろうか」
「体験したあと、もう少し知りたいと思えるところまでつなげられないだろうか」
そんなことを考えながら、機材を調べ、調達し、教材や手順をつくり、何度も試しながら準備してきました。
セミナーを終えたあと、奈良若者サポートステーションさんが掲載された活動報告を読みました。
参加された皆さんから、
「実際に機械に触れられたことが貴重だった」
「プログラミングを具体的にイメージできた」
「ITの仕事が少しわかった」
という感想があったことを知り、ほっとしました。
準備してきたものが、少しでも皆さんの次の一歩につながったのであれば、とてもうれしく思います。
まだ自分でも気づいていない力がある
若い人たちの中には、さまざまな事情から、外へ一歩踏み出すことに難しさを感じている人もいます。
でも、一緒にものをつくったり、話したりしていると、
本人もまだ気づいていない力がある。
そう感じる場面があります。
工具を使ってみる。
プログラムを書いてみる。
うまくいかなければ原因を探してみる。
隣の人に聞いてみる。
そして、できた時に少しうれしくなる。
こうした小さな経験の中にも、その人が持つ力を見つけるきっかけがあります。
だからこそ、機会があれば少し外へ出て、いろいろな仕事や技術に触れ、職人や技術者と話し、自分の手を動かしてみてほしいと思います。
そこで初めて気づく、自分の得意なことや面白いと思えることがあるかもしれません。
Earth Makingとしても、技術を教える人というだけではなく、
一緒に試し、一緒に考え、次の一歩を探す伴走者の一人でありたい。
今回の2日間を通して、あらためてそう感じました。
参加してくださった皆さん、奈良若者サポートステーションの皆さま、奈良県職業能力開発協会の皆さま、ありがとうございました。
これからもEarth Makingでは、ITやものづくりを通して、
「やってみる」から始まる学びの場をつくっていきます。
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